PROLOGUE

まえがき

答えを売る時代に、問いを持て

🎯 テストに直行する

なぜ今、この本を書いたのか

私はこの本を書くことに、長い間抵抗があった。

葉隠は、言葉では伝わらないものを扱う場だと思っていたからだ。1泊2日という時間の中でしか起きないことがある。岡山の、あの空間の沈黙の中でしか聴こえない声がある。問いを置かれた瞬間にしか崩れない前提がある。

それを文字にすることは、地図を描くことだと割り切った。地図は、現地ではない。しかし地図がなければ、どこに山があるかすらわからない。

この本が、その地図になればいい。現地に来るかどうかは、あなたが決めることだ。

変われない人間が多い理由

葉隠に来る人間に、共通点がある。本を読んでいた。セミナーに行っていた。コーチをつけていた。占いに行っていた。それでも変われなかった、という人間が来る。

問題は、情報が足りないことではない。答えが多すぎることだ。

答えを売る時代に、問いを持て。これが、この本の全てだ。

コーチがいる。コンサルタントがいる。占いがある。スピリチュアルがある。AIが精巧な答えを量産する。その全ての洪水の中で、あなたが自分の問いを持ち続けることができるか。それだけが問題だ。

この本の読み方

この本を読み終えた後、「わかった」と感じるなら、それは失敗だ。「問いが増えた」と感じるなら、この本は機能している。

あなたがこの本を手に取ったのは偶然ではない。何かが引っかかっていたはずだ。その「引っかかり」が、あなたの問いの入口だ。

私が提示するのは構造だ。問いだ。あなたが「そうだ」と思った瞬間、それはあなたの中にすでにあった答えが、言語を得た瞬間だ。私の答えではない。あなたの答えだ。


理解度テスト

この章の内容を確認しましょう。5問中4問以上正解で合格です。

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