CHAPTER 04

葉隠の設計——答えを渡さない場所

意志の力に頼るな。仕組みで前提を書き換えろ

🎯 テストに直行する

設計原則はひとつ

葉隠の設計原則は一つだ。前提が通用しない環境に人を置くこと。残りは全てこの原則の実装だ。

岡山。都市ではない。喧騒でもない。日常から物理的に切り離された場所に、その空間はある。1泊2日。少人数。それだけだ。

葉隠という名は、目立たず誠を貫くことを意味する。静かな覚悟。陰徳の美。この場を、大声で広げるつもりはない。信頼の連鎖でしか広げない。

72時間プロトコル

葉隠では「72時間プロトコル」という考え方がある。人間の前提が本当に静まるまでには、72時間かかる。

最初の24時間は、日常が追いかけてくる。スマートフォンの通知。仕事のこと。家族のこと。日常の声が、まだ聴こえる。36時間で、その声が静まり始める。そして残りの時間で、前提のない自分が顔を出す。

葉隠は1泊2日だ。72時間には足りない。しかし日常を切断するには十分だ。その切断の中で、何かが剥がれる。

葉隠でする四つのこと


理解度テスト

この章の内容を確認しましょう。5問中4問以上正解で合格です。

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